薬剤師の薬ノート

薬剤師の学習記録(ブログ)と体験談も少しあります

内分泌系

甲状腺疾患患者へのイソジンガーグル液使用について

甲状腺機能亢進症では甲状腺ホルモンが過剰に作られる状態であり、代表的なものとしてバセドウ病があります。 過剰に分泌された甲状腺ホルモンにより、手指振戦、動機、頻脈、発汗、倦怠感、眼球突出などの症状が生じてしまいます。 薬物療法では、主に抗甲…

レボチロキシン(チラーヂン)とコーヒーの相互作用について

レボチロキシン(チラーヂン)は甲状腺ホルモン製剤であり、甲状腺機能低下症などに使用されています。 甲状腺ホルモンを補ってくれるお薬ですが、レボチロキシンをコーヒーで服用すると、水で服用した時と比べて吸収が低下し、効果が減弱したと報告されてい…

ヨウ化カリウムの作用

ヨウ化カリウムは主に甲状腺機能亢進症を伴う、甲状腺腫などに使用される薬剤です。 甲状腺腫やバセドウ病で甲状腺機能が亢進した状態だと、甲状腺ホルモン過剰により、発汗や手指のふるえ、体重減少、全身倦怠感、下痢、動機、眼球突出等の症状が生じてきま…

ストロングスタチンの比較

PATROL試験は3種のストロングスタチンの有効性を直接比較した試験で2010年に報告されました。 スタチン系薬剤は全部で6種類ありますが、LDLコレステロールの低下率が高いアトルバスタチン(リピトール)、ピタバスタチン(リバロ)、ロスバス…

副甲状腺ホルモン(PTH:パラトルモン)について

副甲状腺ホルモン(PTH:パラトルモン)は副甲状腺から分泌されているホルモンです。 副甲状腺ホルモンは骨や腎臓、小腸に作用し血中カルシウム濃度の調節をしてくれています。 血液中のカルシウム濃度が低下すると、それを正常化するため副甲状腺が刺激…

糖代謝に影響を与えないスタチン

ストロングスタチンにはアトルバスタチン(リピトール)、ピタバスタチン(リバロ)、ロスバスタチン(クレストール)の3種類があります。 ストロングスタチンはLDLコレステロールを30~40%低下させる、効果の強いスタチンです。 そのストロングスタチ…