薬剤師いんふぉ

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エタンブトールによる視力障害

エサンブトール/エブトール(一般名:エタンブトール)は抗結核薬です。

 

 

規格

錠剤:125mg、250mg

 

 

 

適応症

結核症、その他の結核症、MAC症を含む非結核性抗酸菌症

 

 

 

用法用量

・肺結核症、その他の結核

1日0.75~1g  分1~2

年齢、体重により適宜減量する

他の抗結核薬との併用が望ましい

 

・MAC症を含む非結核性抗酸菌症

1日1回 0.5~0.75g

年齢、体重、症状により適宜増減するが1日1gまで

 

結核及びその他の結核

 

MAC症を含む非結核性抗酸菌症

 

 

 

作用機序

エタンブトールは増殖過程にある結核菌に対して静菌的に作用します。

核酸合成阻害作用により、細胞分裂を抑制します

・アラビノシル転移酵素を阻害してアラビノガラクタンの生成を抑制し、細胞壁合成を阻害します

 

 

 

エタンブトールと視力障害

エタンブトールの服用により、視力低下、中心暗点、視野狭窄色覚異常等の視力障害が現われる場合があります。

 

可逆的であると言われていますが、発見が遅れ進行した状態だと非可逆的となってしまうおそれがあります。

 

患者さんには視力の低下に注意するよう指導します。

 

かすんで見える、文字が見えにくくなった、色がおかしく見えたなどの症状がないか注意し、毎朝新聞などを片目ずつ一定の距離で読み、見え方に異常がないか確認を行いましょう。

 

早期発見し、すぐに服用を中止すれば元の状態に戻ります。

 

 

 

 

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